昆虫類

ツノクロツヤムシ

2021年6月21日

和名 ツノクロツヤムシ 撮影機材 オリンパス tough tg-6
時期 5~9月 撮影日 2021年5月23日
分布 四国・九州 撮影場所 橡尾山
大きさ 約20mm 備考

その名の通り、頭部に角のような突起が生えていてツヤがある甲虫の一種。翅が固着・退化しており、飛べないため、基本的には朽ち木の中で過ごすが、まれに地面を這っているところを見かける。四国、九州のブナ帯のみに生息しており、四国中央市では標高約1,200mの橡尾山辺りで見ることができる。愛媛県のレッドデータに指定されている通り希少な生物のため、朽ち木の材割採集などで生息場所を奪うことは好ましくない。なお、少し特殊な生態をしており、成虫はブナなどの朽木にトンネルを穿って生活し、幼虫は親虫が噛み砕いた朽木を食べて育つ。

同個体
同個体 フラッシュでツヤが目立つ

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